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参加者はブラック企業限定!の合コン

|ブラック企業合コン

というコンパがこの世に存在することをご存知だろうか。

ブラック企業合コンとは、ブラック企業で働く人のみを参加対象にした合コンであり、参加条件は「上司からのパワハラが多い」「有給が取れない」「残業時間が月80時間以上」「時給換算すると最低賃金以下」など、どれもブラックなものばかり。他にも、残業後の参加を想定し開催時刻を21時とするなど、ブラック企業で働く参加者に寄り添ったイベントである。

 

ウェルカムドリンクはクロロフィル?!

パーティーで出されたウェルカムドリンクにはデトックス効果や美肌効果のある「クロロフィル」が入っており、これを飲んで苦いと感じる人は身体が老化している証拠なのだそうだ。すんなり飲める人もいれば、苦くて少しも飲むことができない人もいた。受付後、血管年齢やストレス値を計測し「あなたのブラック企業度は?」という用紙に記入。これをブラック企業合コンの自己紹介シートとして利用した。

 

私は、ストレス値が〇〇でした!

通常の合コンでこのような自己紹介を聞いたことはまずない。自己紹介でストレス値を発表して盛大に盛り上がるのも、ブラック企業で勤務する人ならではなのだろう。パーティーでは各々が自身のブラック企業エピソードを共有していたが、「他の会社がここまでブラックだったことに少し安心した」という声や「改めて自分の会社はブラックだと感じた」という参加者の声が上がっていた。

 

なぜ「ブラック企業合コン」を企画したのか

ここからは弊社がブラック企業合コンを考えるに至った理由をお話ししたいと思う。ブラック企業合コンが生まれたきっかけは、街コン会社「Rooters」さんが街コンの集客を増やしたいという悩みを持っていたことだ。弊社は、その悩みを解決すべく街コンの市場を調査した。その調査から、近年の街コン参加率低下の原因は二つあると考えている。1つ目は、近年SNSの某マッチングアプリが流行ったことにより”街コンにわざわざ参加して出会う”と考える人が年々減少していることである。自分の好みの人が参加するかどうかわからない街コンより、自分で条件を検索できてマッチできるようなアプリを取る人が増えてきているのだ。2つ目は”街コンに参加するような人は嫌だ”という、街コンに対する偏見が存在することである。「恋人との出会いが街コン」というのは少し恥ずかしさを持つ人が多いのも現状だ。

 

街コン会に再びブームを起こすために

1度ブームが去ってしまった街コンにもう一度熱を持たせるには・・・。そう考え弊社が出した答えが「街コンに尖ったテーマをつけること」。尖ったテーマとは、ブラック企業合コンで言えば ”ブラック企業” の部分である。尖ったテーマをつけることにより、参加者は合コンという概念を超えて1イベントとして参加できる。これは、「街コンでの出会い」から「イベントでの自然な出会い」というイメージと変えることができ、普段は街コンに参加することが無い層を呼び込むことができたのである。

 

|実際の反響は?

このブラック企業合コンはとても反響が大きかった。マツコ会議やYahoo!ニュースなどその他メディア露出147回、Twitterでの反応は8.6万件にのぼり、「ブラック企業で働いていて出会いがない人たちの出会いの場となるのがいい」「他の人のブラック企業の人の話を聞けるのが面白い」「本物のブラック企業の人は9時にも仕事は終わっていない」など、Twitterやウェブページで様々な討論が行われた。結果、株式会社Rootersさんのサイト流入数は3倍、街コンの申込数は約1.7倍となった。

 

バズるコンテンツ職人

ブラック企業合コンは弊社のバズるコンテンツ職人の事業の一環である。バズるコンテンツ職人とは、圧倒的な企画力を武器としてバズるコンテンツを生み出し、企業の販促・採用プロモーションを行う職人だ。

次回はバズるコンテンツ「パワハラ体験会」を紹介しようと思う。