エムスリーはやばい？ブラック？クズ？残業は？やめとけと言われる理由と実態

エムスリー株式会社は、医療IT業界で急成長を遂げている注目企業です。
しかし「やばい」「ブラック」「やめとけ」といったネガティブな噂もネット上で見かけます。
本記事では、エムスリーがなぜ「やばい」と言われるのか、その理由や実際の評判、働き方、年収、将来性まで徹底的に解説します。
転職や就職を検討している方はぜひ参考にしてください。

エムスリーが「やばい」と言われる理由

エムスリーは医療従事者向けプラットフォーム「m3.com」をはじめ、医療業界のIT化を牽引する存在です。
一方で「やばい」と言われる理由がいくつも存在します。
ここでは、ネットや口コミで挙がる主な理由を7つ、詳しく解説していきます。

理由1：驚異的な成長スピードで変化が激しい環境

エムスリーは2000年の設立以来、圧倒的なスピードで業績を伸ばしてきました。
2021年3月期の売上は1,692億円、2025年3月期には2,849億円と、わずか数年で1.7倍近く成長しています。
この急成長は企業としての魅力である一方、現場では常に新規事業やサービスの立ち上げ、組織再編が繰り返され、社員一人ひとりに求められる変化対応力が非常に高いです。
「昨日までの常識が明日には通用しない」といったスピード感があり、成長志向の方には刺激的ですが、安定を求める方には厳しく感じることもあるでしょう。
このような環境が「やばい」と言われる一因となっています。

理由2：パワハラ・激務の噂と離職率の高さ

エムスリーは「激務」「パワハラがある」といった口コミが散見されます。
実際、2024年度の平均残業時間は30.8時間と、決して少なくはありません。
また、業績拡大に伴う業務量の増加や、成果主義の評価体制がプレッシャーとなり、離職率が高いと感じる社員もいるようです。
ただし、近年は有給取得率が74.7%まで上昇し、働き方改革も進んでいます。
それでも「忙しすぎてついていけない」「上司からのプレッシャーが強い」といった声が根強く残っているため、ブラックなイメージがつきまとっています。

理由3：年収は高いが昇給しづらい仕組み

エムスリーの平均年収は2025年3月期で931万円と非常に高水準です。
しかし「年収が上がらない」「昇給基準が厳しい」といった不満も多く聞かれます。
中途採用時の年収がベースとなり、その後の昇給幅が小さいため、同じ仕事をしていても前職の給与によって年収差が生まれるケースも。
「入社時は満足でも、長く働くほど不公平感を感じる」という声があり、これが「やばい」と言われる理由のひとつです。

理由4：転職・中途採用の難易度が非常に高い

エムスリーは転職市場でも人気が高く、倍率が非常に高いことで知られています。
中途採用比率は92%と高いものの、求められるスキルや経験のハードルも高く、選考を突破するのは簡単ではありません。
「何度応募しても書類で落とされる」「面接のレベルが高すぎる」といった体験談も多く、転職活動においては難関企業のひとつとされています。
この高い難易度が「やばい」と感じさせる要因です。

理由5：就職難易度・採用大学のレベルが高い

エムスリーの新卒採用は2017年から始まったばかりですが、採用大学は東京大学、京都大学、慶應義塾大学、早稲田大学など、国内トップクラスが中心です。
中途採用がメインとはいえ、学歴や前職での実績が重視される傾向が強く、「優秀な人しか入れない」「自分には無理かも」と感じる人も多いようです。
このハードルの高さが「やばい」と言われる理由のひとつです。

理由6：成果主義の評価体制でプレッシャーが強い

エムスリーは成果主義を徹底しており、個人の成果や数字で評価される文化です。
そのため、短期間で結果を出すことが強く求められ、常にプレッシャーを感じるという声も少なくありません。
「数字が出せないと評価が下がる」「周囲との競争が激しい」といった環境は、成長したい人には向いていますが、安定志向の方にはストレスとなる可能性があります。
この厳しい評価体制も「やばい」と言われる理由です。

理由7：ソニーグループの色が強く、独自性を求められる

エムスリーは元々ソニーの社内ベンチャーとして誕生し、今もソニーグループが大株主です。
そのため、グループ会社としての安定感はあるものの、「ソニー流」のカルチャーやスピード感、独自性を求められる場面が多いです。
「大企業の安定とベンチャーの厳しさが同居している」と感じる社員も多く、独特の社風に馴染めないと感じる人もいます。
この点も「やばい」と言われる背景のひとつです。

エムスリーの悪い評判

エムスリーには高年収や成長性といった魅力がある一方で、悪い評判も少なくありません。
ここでは、実際の社員や元社員の口コミから、特に多く挙げられるネガティブな評判を3つご紹介します。

評判1：激務でワークライフバランスが取りづらい

エムスリーは急成長企業らしく、業務量が非常に多いという声が目立ちます。
「毎日遅くまで働いている」「休日出勤や持ち帰り仕事が多い」といった口コミもあり、ワークライフバランスを重視する人には厳しい環境と感じられることが多いです。
特に新規事業やプロジェクトの立ち上げ期は、残業が増えがちで、プライベートの時間が削られることも。
この点が「ブラック」と言われる大きな要因となっています。

評判2：昇給・評価制度に不満の声が多い

エムスリーの年収は高いものの、「昇給しにくい」「評価基準が不透明」といった不満が多く見受けられます。
中途入社時の年収がベースとなるため、入社後に大きく年収が伸びることは少なく、成果を出しても評価に結びつきにくいと感じる社員も。
「頑張っても報われない」「評価に納得できない」といった声が、モチベーション低下につながることもあるようです。

評判3：社内の競争が激しくストレスが多い

エムスリーは成果主義が徹底されているため、社内の競争が非常に激しいです。
「同僚との比較が常にある」「数字で評価されるプレッシャーが大きい」といった口コミが多く、精神的な負担を感じる人も少なくありません。
このようなストレスフルな環境が、長く働く上での課題となっているようです。

エムスリーへの転職におすすめの転職サイト

エムスリーの良い評判

エムスリーには厳しい面もありますが、その一方で多くの社員が満足しているポイントも存在します。
ここでは、実際の口コミや評判から、特に評価の高いポイントを3つご紹介します。

評判1：平均年収が非常に高い

エムスリーの平均年収は2025年3月期で931万円と、同業他社や他のIT企業と比較してもトップクラスです。
中途入社時に前職より高い年収が提示されることが多く、転職を機に大幅な年収アップを実現した社員も多数います。
「給与面での満足度が高い」「生活にゆとりができた」といった声が多いのが特徴です。

評判2：成長できる環境とキャリアアップのチャンスが豊富

エムスリーは変化が激しく、新規事業やプロジェクトが次々と立ち上がるため、若手でも大きな裁量を持ってチャレンジできる環境です。
「自分の意見が通りやすい」「実力次第でどんどん昇進できる」といった声があり、成長志向の強い人には理想的な職場といえるでしょう。
また、医療×ITという成長市場での経験は、今後のキャリアにも大きなプラスとなります。

評判3：働き方改革が進み、福利厚生も充実

近年、エムスリーでは有給取得率が74.7%まで上昇し、残業時間も年々減少しています。
「以前より働きやすくなった」「フレックスやリモートワークも導入されている」といったポジティブな声も増えてきました。
福利厚生も充実しており、長く安心して働ける環境が整いつつあります。

よくある質問（FAQ）

Q1：残業や勤務時間は長いですか？

エムスリーの平均残業時間は2024年度で30.8時間と、業界平均と比べてもやや多めです。
特に新規事業や繁忙期には残業が増える傾向がありますが、近年は働き方改革により残業時間が減少傾向にあります。
有給取得率も74.7%と高く、以前よりワークライフバランスが取りやすくなってきているのは事実です。
ただし、部署や職種によっては忙しさに差があるため、事前に確認することをおすすめします。

Q2：年収や時給は他社と比べて高いですか？

エムスリーの平均年収は931万円（2025年3月期）と、同業他社や他のIT企業と比較しても非常に高い水準です。
中途採用時には前職より高い年収が提示されるケースが多く、転職による年収アップを目指す方には魅力的な環境です。
ただし、入社後の昇給幅は小さいため、長期的な年収アップを重視する方は評価制度も確認しておくと良いでしょう。

Q3：どこがやばいと言われているポイントですか？

エムスリーが「やばい」と言われる主な理由は、急成長による変化の激しさ、成果主義によるプレッシャー、激務やパワハラの噂、昇給しづらい評価制度、そして転職・就職の難易度の高さなどです。
これらの点は人によっては大きなストレスとなるため、事前に自分の志向やキャリアプランと照らし合わせて検討することが大切です。

Q4：契約や雇用は安定していますか？

エムスリーは東証プライム上場企業であり、ソニーグループの大株主という安定した経営基盤を持っています。
正社員比率も高く、長期的に安定して働ける環境が整っています。
ただし、成果主義のため、パフォーマンスが著しく低い場合は契約更新や評価に影響が出る可能性もあるため、常に成長意欲を持って働くことが求められます。

Q5：将来性や会社の安定性はどうですか？

エムスリーは医療×ITという成長市場で圧倒的なシェアを持ち、今後も事業拡大が期待されています。
売上・利益ともに右肩上がりで推移しており、経営基盤も非常に安定しています。
新規事業や海外展開にも積極的で、将来性は非常に高いと言えるでしょう。
今後も医療業界のデジタル化が進む中で、エムスリーの存在感はますます高まると予想されます。

まとめ

エムスリーは「やばい」「ブラック」といった噂があるものの、実際には高年収・成長性・安定性といった魅力も多い企業です。
一方で、変化の激しい環境や成果主義によるプレッシャー、激務や昇給しづらい評価制度など、人によっては厳しく感じるポイントも存在します。
自分の価値観やキャリアプランと照らし合わせて、エムスリーでの働き方が合うかどうかをしっかり見極めることが大切です。
転職や就職を検討している方は、ぜひ本記事を参考に、納得のいくキャリア選択をしてください。