鹿島建設はやばい？ブラック？クズ？残業は？やめとけと言われる理由と実態

鹿島建設は日本を代表するスーパーゼネコンとして高い知名度と人気を誇りますが、ネット上では「やばい」「ブラック」といった声も見受けられます。
本記事では、鹿島建設の実態や評判、働くうえでのメリット・デメリットを徹底的に解説します。
転職や就職を検討している方はぜひ参考にしてください。

鹿島建設が「やばい」と言われる理由

鹿島建設はスーパーゼネコンとしての実力や高年収で知られていますが、一方で「やばい」と噂される理由がいくつも存在します。
ここでは、ネット上や実際の口コミで指摘される主な7つの理由について詳しく解説します。

理由1：パワハラや激務が話題に！働き方改革の影響は？

鹿島建設が「やばい」と言われる最大の理由のひとつが、パワハラや激務といった労働環境の厳しさです。
2020年には長時間労働による過労死が発生し、社会的にも大きな問題となりました。
この事件を受けて会社は「鹿島グループ健康経営宣言」を発表し、労働時間の適切な管理や働き方改革を推進していますが、現場によっては依然としてハードな働き方を強いられるケースもあるようです。
実際、2024年度の平均残業時間は30.5時間と、一般的な水準よりやや多め。
しかし、年収水準の高さやプロジェクトの規模を考慮すると、ある程度納得できる範囲とも言えるでしょう。

理由2：離職率が高いという噂の真相

「鹿島建設は離職率が高い」といった噂も根強く存在します。
しかし、実際のデータを見ると2024年度の離職率は1.2％と非常に低い水準です。
入社3年以内の離職率も4.9％と、同業他社や大手企業と比べても決して高いとは言えません。
このような低い離職率は、待遇や福利厚生の充実、キャリアパスの明確さが影響していると考えられます。
ネット上の噂と実態にはギャップがあるため、数字をしっかり確認することが大切です。

理由3：社員による脱税事件が企業イメージに影響

鹿島建設では過去に社員による脱税事件が報道され、企業イメージに影響を与えました。
東日本大震災の復興事業に絡み、元営業部長が約2億2千万円を申告せずに脱税したとして起訴された事例があります。
会社は再発防止策を徹底すると声明を出していますが、こうした不祥事が「やばい」と言われる一因となっています。
ただし、これは一部社員の問題であり、組織ぐるみの不正ではありません。

理由4：転職難易度が高い！中途採用倍率の高さが話題

鹿島建設は転職市場でも人気が高く、「転職難易度が高い」と言われています。
dodaの「転職人気企業ランキング2025」でもTOP100入りしており、応募者が多いのが特徴です。
一方で、2024年度の中途採用比率は61.4％と、積極的にキャリア採用を行っている点も見逃せません。
職種によっては十分にチャンスがあるため、転職希望者は事前に自分の適性や可能性を確認しておくと良いでしょう。

理由5：リニア談合事件などの不祥事が影を落とす

鹿島建設はリニア中央新幹線工事の談合事件で有罪判決を受けた過去があります。
大手ゼネコン4社が受注予定企業を決めるなどして独占禁止法違反となり、社会的な批判を浴びました。
こうした不祥事は企業全体の信頼性に影響を与え、「やばい」と言われる背景となっています。
今後は再発防止策の徹底が求められています。

理由6：下請け会社への厳しい対応が問題視される

鹿島建設では、下請け会社へのプレッシャーや厳しい対応が「いじめ」として問題視されたことがあります。
実際に下請け社員が過労で亡くなる事件も発生し、現場からは「サポートが不十分だった」「プレッシャーが強かった」といった声が上がっています。
建設業界全体の構造的な課題でもありますが、鹿島建設の現場管理の厳しさが「やばい」と言われる一因になっています。

理由7：出身大学のレベルが高すぎる！エリート集団の壁

鹿島建設は東京大学や早稲田大学、東京理科大学など、難関大学出身者の採用が多いことで知られています。
そのため「エリート集団」「学歴フィルターが厳しい」といったイメージが強く、就職難易度の高さが「やばい」と感じられることも。
一方で、実力主義の環境で成長したい人には最適な職場とも言えるでしょう。

鹿島建設の悪い評判

ここでは、実際に働く人やネット上の口コミで見られる鹿島建設の悪い評判について紹介します。

評判1：現場の残業が多くワークライフバランスが取りづらい

鹿島建設の現場職では、納期や工期の関係で残業が多くなりがちです。
特に繁忙期や大型プロジェクトに携わる場合、月間の残業時間が40時間を超えることも珍しくありません。
休日出勤や深夜作業が発生するケースもあり、ワークライフバランスを重視したい人には厳しい環境と感じられるでしょう。
働き方改革の推進で改善傾向にはありますが、現場による差が大きいのが実情です。

評判2：上下関係や体育会系の社風が合わない人も

鹿島建設は伝統的な大手ゼネコンらしく、上下関係が厳しく体育会系の雰囲気が根強く残っています。
若手や新卒社員は上司や先輩から厳しく指導されることも多く、柔軟な働き方やフラットな組織を求める人には合わない場合があります。
一方で、チームワークや現場力を重視する人にはやりがいを感じやすい環境とも言えるでしょう。

評判3：一部の不祥事が企業イメージに影響

談合事件や社員による脱税など、一部の不祥事が企業全体のイメージに影を落としています。
こうした事件はごく一部の社員によるものですが、社会的な注目度が高いため、就職や転職を検討する際に不安材料となることも。
企業としては再発防止策を徹底していますが、イメージ回復には時間がかかるかもしれません。

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鹿島建設の良い評判

鹿島建設には悪い評判だけでなく、働くうえで大きなメリットとなる良い評判も多数あります。
ここでは、実際のデータや口コミをもとに、鹿島建設の良い評判を紹介します。

評判1：圧倒的な高年収！平均1,185万円の実力

鹿島建設の最大の魅力は、なんといってもその高年収です。
2025年3月期の平均年収は1,185万円（平均年齢41.9歳）と、国内トップクラスの水準。
新卒や若手でも年収〇〇万円以上を目指せるチャンスがあり、実力次第でさらに上を目指すことも可能です。
高い給与水準は生活の安定や将来設計にも大きなプラスとなります。

評判2：ブランド力とキャリアアップのしやすさが抜群

鹿島建設はスーパーゼネコンとしてのブランド力が非常に高く、業界内外での評価も抜群です。
「鹿島建設で働いていた」という経歴は転職市場でも大きな武器となり、他社へのキャリアアップや独立を目指す際にも有利に働きます。
また、プロジェクトの規模や多様性も魅力で、幅広い経験を積むことができます。

評判3：やりがいのある大型プロジェクトに携われる

鹿島建設では、霞が関ビルディングや東京駅丸の内駅舎、埼玉スタジアム2002など、誰もが知る有名建築物の建設に携わることができます。
社会的なインパクトの大きいプロジェクトに関われるため、仕事のやりがいや達成感は格別です。
自分の手掛けた建物が地図に残るという誇りを感じられるのは、鹿島建設ならではの魅力と言えるでしょう。

よくある質問（FAQ）

鹿島建設への就職や転職を検討する際に、多くの方が気になるポイントについてQ&A形式でまとめました。

Q1：残業や勤務時間は長いですか？

鹿島建設の平均残業時間は2024年度で30.5時間と、建設業界の中では標準的な水準です。
ただし、現場やプロジェクトによっては繁忙期に残業が増えることもあり、月40時間を超えるケースも見られます。
働き方改革の推進により徐々に改善傾向にありますが、完全な定時帰宅を望む方にはやや厳しい環境かもしれません。

Q2：年収や時給は他社と比べて高いですか？

鹿島建設の平均年収は1,185万円と、同業他社や他業界と比較しても非常に高い水準です。
新卒や若手でも年収〇〇万円以上を目指せる環境が整っており、実力や成果に応じて昇給・昇格のチャンスも豊富です。
給与面での満足度は非常に高い企業と言えるでしょう。

Q3：どこがやばいと言われているポイントですか？

「やばい」と言われる主なポイントは、現場の激務やパワハラ、過去の不祥事（談合・脱税）、下請け会社への厳しい対応、学歴フィルターの厳しさなどが挙げられます。
ただし、これらは業界全体の課題や一部のケースであり、全社的に常に「やばい」環境というわけではありません。

Q4：契約や雇用は安定していますか？

鹿島建設は国内外に多くの大型プロジェクトを抱えており、経営基盤も非常に安定しています。
正社員として入社すれば雇用の安定性は高く、長期的なキャリア形成が可能です。
また、中途採用も積極的に行っているため、キャリアアップを目指す方にもおすすめです。

Q5：将来性や会社の安定性はどうですか？

鹿島建設は売上高2兆円を超える国内最大級のゼネコンであり、国内外での事業展開も積極的です。
インフラ整備や都市開発、海外事業など幅広い分野で成長を続けており、将来性や安定性は非常に高いと評価されています。
今後も業界をリードする存在であり続けるでしょう。

まとめ

鹿島建設は高年収やブランド力、やりがいのある仕事など多くの魅力を持つ一方で、激務や一部の不祥事、厳しい現場環境といった課題も抱えています。
数字や実態をしっかり確認し、自分に合った働き方やキャリアを見極めることが大切です。
転職や就職を検討している方は、良い面・悪い面の両方を理解したうえで判断しましょう。